✔ この記事で解決できる悩み
- 2歳になっても喋らないのはどうして?
- 何かの障害?相談した方がいい?
- これから喋るようになる?
- 喋れるようになるためにできることは?
このような悩みを解決する記事を用意しました。
本記事を読むことで2歳児のお子さんが喋れない原因とどうすれば喋れるようになるかがわかります。
2歳になっても喋らないのはどうして?
喋らない原因としては
①全体の発達がゆっくり
②他者とかかわる力が弱い
この2つであることが多い傾向にあります。
その他には③聴こえの問題や④運動機能に問題がある場合などです。
ここでは③④については問題ない前提ですすめたいと思います。
何かの障害?相談した方がいい?
相談した方がよいと考えられる場合は2歳の時点で
・物を物らしく使えない(帽子やクレヨンなどなんでも口に入れる)
・表情や身振りでのやり取りが難しく、一人で動き回っている
このような状態の場合です。
しかし発達がゆっくりであっても就学前には追いつくような、いわゆる個人差内の場合もあります。
また、緊張しやすかったり、不安を感じやすく自分から話すことが性格的に苦手な子もいます。
そのため、2歳の時点で医学的な診断名がつくことは少ないですが、上記の行動がみられる場合には早めに相談をうけることをおすすめいたします。
これから喋れるようになる?
ことばを話せるようになるには、ことばの理解力が必要です。
音声のみで2語文の理解ができると、ほとんどの子が喋り始めます。
ですが他者と積極的にかかわりたいという欲求がなければ理解力があっても喋らない事があります。
よって喋れるようになるには
・ことばの理解力(単語~できれば2語文)がある
・他者へ伝えたいという欲求がある
この2つを意識してかかわることが重要といえます。
喋れるようになるためにできることは?
喋れないこどもだからといって、みんなが同じ発達とは限りません。
そのため、お子さん一人ひとりに合わせたかかわりが重要です。
しかしながら、まだ相談や評価を受けられず不安という方には意識するとよいポイントをお伝えします。
・日常の生活動作を一緒に行い、言語化する
→靴を履く(履けない場合は介助しながら) 「クック、はくよ」
→お風呂に入る(一緒に入って洗いっこする) 「うで、ゴシゴシ」「パパのあたま(ゴシゴシ)」
・幼児語やオノマトペを積極的に使う
→「ワンワン」「ブッブー」「ねんね」 、 「トントン、きる」「ザーザー、あめ」
何か特別なことをする必要はなく、お家で過ごす中でことばの理解力を育てる場面はたくさんあります。
まずは一緒にやりながら短いことばで声がけすること意識してみてください。
一緒にやることで、他者とのかかわる力も育ちます。
まとめ
・喋れない原因は
①全体の発達がゆっくり
②他者とのかかわりが弱い
・喋れるようになるには
①ことばの理解力が必要
②他者へ伝えたいとい欲求が必要
・喋るようになるためには
①日常生活動作を一緒に行い、言語化する
②幼児語やオノマトペを積極的に使う
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